物質波
ぶっしつは
【物質波(ぶっしつは)】
定義
物質波とは、電子などの粒子が波としての性質をもつという考え方であり、すべての物質に波としての性質があることを表す概念である。
イメージ
電子は粒として飛んでいるように見えるが、実際には波のように広がり、干渉や回折といった現象を示す。
つまり、「粒でもあり波でもある」という性質をもつと考えると理解しやすい。
数式
物質波の波長 \(\lambda\) は次の式で表される。
\[\lambda = \frac{h}{p}\]
ここで、
\(\lambda\) は波長(m)
\(h\) はプランク定数
\(p\) は粒子の運動量(kg·m/s)である。
また、運動量 \(p\) は \(p = mv\)(\(m\) は質量、\(v\) は速さ)であるため、
\[\lambda = \frac{h}{mv}\]
と表すこともできる。
ポイント
- すべての粒子は波の性質をもつ(電子だけではない)
- 質量が大きい、または速さが大きいほど波長は短くなる
- 電子回折などの現象で、物質波の存在が確認される