スペクトル
すぺくとる
【スペクトル(すぺくとる)】
定義
スペクトルとは、光などの電磁波を波長や振動数ごとに分けて並べたものである。
特に原子に関係する場合、原子が出す光や吸収する光の波長の分布を表す。
イメージ
プリズムで白い光を分けると、赤から紫までの色が並ぶ。これが連続スペクトルである。
一方で、原子から出る光は特定の色だけが現れる。これは線スペクトルと呼ばれる。
つまり、スペクトルを見ることで「どの波長の光が出ているか」が分かる。
数式
光のエネルギーと振動数の関係は次の式で表される。
\[E = h f\]
ここで、
\(E\) は光のエネルギー(J)
\(h\) はプランク定数
\(f\) は振動数(Hz)である。
また、振動数 \(f\) と波長 \(\lambda\) の関係は次のようになる。
\[c = \lambda f\]
ここで、
\(c\) は光速(m/s)
\(\lambda\) は波長(m)である。
ポイント
- 連続スペクトルと線スペクトルがあり、原子では主に線スペクトルが現れる
- スペクトルは原子のエネルギー準位の差によって決まる
- スペクトルを調べることで、物質の種類を特定できる