位相(交流)
いそう(こうりゅう)
【位相(交流)(いそう(こうりゅう))】
定義
位相とは、交流の波が時間の中でどの位置にあるかを表す量であり、同じ周期で変化する2つの交流の「ずれ」を角度で表したものである。
イメージ
同じリズムで動く2つの波でも、タイミングが少しずれていることがある。例えば、一方が最大値のときに、もう一方はまだ途中の値であれば、このずれを位相で表す。波の「進み」や「遅れ」を角度として見ていると考えるとよい。
数式
交流電圧や電流は次のように表される。
\[v = V_0 \sin(\omega t + \phi)\]
ここで、\(V_0\) は振幅(V)、\(\omega\) は角周波数(rad/s)、\(t\) は時間(s)、\(\phi\) は位相(rad)である。
位相差 \(\Delta \phi\) は2つの波のずれを表し、
\[\Delta \phi\]
で表される。
ポイント
- 位相は「時間のずれ」を角度(rad)で表したもの
- 同位相(\(\Delta \phi = 0\))のとき、波の形は完全に一致する
- 位相差があると、電圧と電流の最大になるタイミングがずれる