同位体
どういたい
【同位体(どういたい)】
定義
同位体とは、同じ元素でありながら、原子核に含まれる中性子の数が異なる原子のことである。
そのため、陽子の数は同じだが、質量数が異なる。
イメージ
たとえば、水素にはいくつかの種類がある。
どれも「水素」なので性質は似ているが、中性子の数が違うため重さが異なる。
つまり、「同じ元素だが重さが違う兄弟のようなもの」と考えると理解しやすい。
数式
原子の質量数 \(A\) は次のように表される。
\[A = Z + N\]
ここで、
\(A\) は質量数
\(Z\) は陽子数
\(N\) は中性子数である。
同位体では、\(Z\) は同じで、\(N\) が異なる。
ポイント
- 同位体は「陽子数は同じ、中性子数が異なる」
- 化学的性質はほぼ同じだが、質量や放射性は異なる場合がある
- 放射性同位体は放射線や半減期の問題で重要