並列回路
へいれつかいろ
【並列回路(へいれつかいろ)】
定義
並列回路とは、複数の回路要素(抵抗など)が分かれて接続され、それぞれに同じ電圧がかかる回路である。電流は分岐して流れ、各経路に分かれる。
イメージ
水の流れで考えると、1本の水路が途中で複数に分かれている状態に近い。それぞれの水路には同じ高さ(圧力)がかかり、水は複数の道に分かれて流れる。電流も同様に、複数の経路に分かれて流れる。
数式
並列回路では、各枝にかかる電圧 \(V\)(V)はすべて等しい。
\[V = V_1 = V_2 = \cdots\]
全体の電流 \(I\)(A)は、各枝の電流の和になる。
\[I = I_1 + I_2 + \cdots\]
合成抵抗 \(R\)(Ω)は、次の関係で求められる。
\[\frac{1}{R} = \frac{1}{R_1} + \frac{1}{R_2} + \cdots\]
ポイント
- 並列回路では電圧が共通で、電流が分かれる
- 合成抵抗は各抵抗よりも小さくなる
- 枝が増えるほど全体の電流は大きくなる