X線
えっくすせん
【X線(えっくすせん)】
定義
X線とは、波長が非常に短く、エネルギーの大きい電磁波である。
主に、高速の電子が金属に衝突するときや、原子内部の電子の状態が変化するときに発生する。
イメージ
電子が強くぶつかって急に止まると、そのエネルギーが電磁波として放出される。これがX線である。
医療で体の内部を調べるときに使われるのは、X線が物質をある程度通り抜ける性質をもつためである。
数式
X線のエネルギー \(E\) は振動数 \(f\) に比例し、次のように表される。
\[E = h f\]
ここで、
\(E\) はエネルギー(J)
\(h\) はプランク定数
\(f\) は振動数(Hz)である。
また、波長 \(\lambda\) と振動数 \(f\) の関係は次のようになる。
\[c = \lambda f\]
ここで、
\(c\) は光速(m/s)
\(\lambda\) は波長(m)である。
ポイント
- X線は可視光よりも波長が短く、エネルギーが大きい
- 電子の減速による放射(制動放射)や内殻電子の遷移で発生する
- 透過性があるが強すぎると人体に影響を与える