n型半導体

えぬがたはんどうたい

【n型半導体(えぬがたはんどうたい)】

定義

n型半導体とは、不純物を加えることで自由電子が多くなり、電流の主な担い手(キャリア)が電子になる半導体である。主に5価の元素(リンなど)を加えて作られる。

イメージ

純粋な半導体にリンのような原子を少し混ぜると、余分な電子が生まれる。この電子は結晶の中を自由に動くことができるため、電気が流れやすくなる。つまり、電子がたくさん動き回って電流を作る状態である。

数式

電流は電荷の移動で表されるため、基本式は次のようになる。

\[I = nqv\]

ここで、
\(n\) は単位体積あたりの電子数(m⁻³)、
\(q\) は電子の電荷(約 \(1.6\times10^{-19}\) C)、
\(v\) は電子の平均の速さ(m/s)である。

ポイント

  • n型半導体では電子が主なキャリアであり、正孔は少ない
  • 5価の不純物(ドナー)を加えることで自由電子が増える
  • 電気伝導は主に電子の移動によって決まる
分野: