重力
じゅうりょく
【重力(じゅうりょく)】
定義
重力とは、質量をもつ物体どうしの間にはたらく引力のことである。地球上では、地球と物体の間にはたらく引力として現れ、物体を地球の中心に向かって引きつける力として観測される。
イメージ
手を離すと物体が下に落ちるのは、地球がその物体を引いているためである。つまり、地面に向かって引っ張られているような状態であり、この引くはたらきが重力である。
また、地球だけでなく、月や太陽など、すべての質量をもつ天体どうしでも同じように引き合っている。
数式
地球の表面付近では、質量 \(m\) の物体には次のような重力がはたらく。
\[F = mg\]
ここで、\(F\) は重力(N)、\(m\) は質量(kg)、\(g\) は重力加速度(約 \(9.8\ \mathrm{m/s^2}\))である。
また、一般には万有引力として次のように表される。
\[F = G \frac{Mm}{r^2}\]
ここで、\(M\) は天体の質量(kg)、\(m\) は物体の質量(kg)、\(r\) は距離(m)、\(G\) は万有引力定数である。
ポイント
- 重力は「地球が引く力」ではなく、質量をもつ物体どうしが引き合う力である
- 地表付近では一定の加速度 \(g\) を用いて \(F = mg\) として扱う
- 高さが大きく変わる場合は万有引力 \(F = G \frac{Mm}{r^2}\) を用いる