気柱の振動
きちゅうのしんどう
【気柱の振動(きちゅうのしんどう)】
定義
管の中にある空気(気柱)が振動して、音波(縦波)として伝わる現象。
このとき、気柱の長さや端の条件によって、特定の振動のしかた(共鳴)が起こる。
イメージ
管の中の空気は、前後に押し引きされるように動く。
これは縦波なので、空気は進行方向と同じ向きに振動する。
開いた端では空気が自由に動けるため、振動が大きくなる(腹になる)。
閉じた端では空気が動けないため、振動が小さくなる(節になる)。
たとえば、笛やオルガンのパイプでは、この気柱の振動によって音の高さが決まる。
数式
気柱の長さを \(L\)(m)、波長を \(λ\)(m)とすると、基本振動は次のようになる。
両端が開いている場合(開管)
\[L = \frac{λ}{2}\]
一端が閉じている場合(閉管)
\[L = \frac{λ}{4}\]
また、波の速さ \(v\)(m/s)と振動数 \(f\)(Hz)の関係は
\[v = fλ\]
である。
ポイント
- 気柱の振動は縦波であり、空気は前後に振動する
- 開端は腹、閉端は節になる
- 開管は「1/2波長」、閉管は「1/4波長」が基本形になる