スペクトル
すぺくとる
【スペクトル(すぺくとる)】
定義
光や波が、波長や振動数ごとに分かれて並んだものをスペクトルという。
つまり、もともと混ざっている波を「成分ごとに分けて見えるようにしたもの」である。
イメージ
白色光をプリズムに通すと、赤から紫までの色に分かれる。
これは、波長の違いによって光が分かれて並んだもので、これがスペクトルである。
また、音でも同じように、いろいろな高さの音が混ざっている状態を分解すると、どの振動数の音がどれだけ含まれているかが分かる。
つまり、スペクトルとは「混ざっているものを分解して中身を見る」イメージである。
数式
波の基本関係として、振動数と波長には次の関係がある。
\[v = fλ\]
\(v\):波の速さ(m/s)
\(f\):振動数(Hz)
\(λ\):波長(m)
スペクトルでは、この振動数\(f\)や波長\(λ\)ごとの成分の分布を考える。
ポイント
- スペクトルは「波長(または振動数)ごとの分布」を表すもの
- 光では色の並び(連続スペクトルや線スペクトル)として現れる
- 音や電波など、さまざまな波に対して同じ考え方が使える