共振と共鳴
きょうしんときょうめい
【共振と共鳴(きょうしんときょうめい)】
定義
共振とは、外から加えられる周期的な力の振動数が、物体の固有振動数と一致したときに、振幅が大きくなる現象である。
共鳴とは、ある振動している物体の影響で、別の物体が同じ振動数で大きく振動し始める現象である。
イメージ
共振は、自分の持っている「揺れやすい速さ」と同じリズムで押されると、大きく揺れる現象である。
たとえば、ブランコは一定のタイミングで押すと、だんだん大きく揺れる。
共鳴は、ある振動が別の物体に伝わり、その物体も同じリズムで大きく振動する現象である。
たとえば、音叉を鳴らすと、同じ音の音叉が近くで勝手に振動し始める。
数式
共振が起こる条件は、外力の振動数と固有振動数が一致することである。
\[f = f₀\]
\(f\):外から加えられる振動数(Hz)
\(f₀\):物体の固有振動数(Hz)
また、ばね振動の固有振動数は次のように表される。
\[f₀ = \frac{1}{2π} \sqrt{\frac{k}{m}}\]
\(k\):ばね定数(N/m)
\(m\):質量(kg)
ポイント
- 共振は「外力と自分の固有振動数が一致したとき」に起こる
- 共鳴は「他の物体の振動によって同じ振動が起こる」現象
- 両者は密接に関係し、共鳴は共振の結果として現れることが多い