位置エネルギー(重力)
いちえねるぎー(じゅうりょく)
【位置エネルギー(重力)(いちえねるぎー(じゅうりょく))】
定義
位置エネルギー(重力)とは、重力のはたらく場の中で、物体が位置によってもつエネルギーのことである。
物体が高い位置にあるほど大きくなり、低い位置にあるほど小さくなる。
イメージ
物体を持ち上げると、手を離したときに落ちるようになる。このとき、持ち上げたことでエネルギーが物体にたまっていると考える。
この「高さによってたまるエネルギー」が位置エネルギーである。
例えば、本を机の上に置くよりも棚の上に置いた方が、落ちたときに強くぶつかる。これは高い位置ほどエネルギーが大きいことを示している。
数式
重力による位置エネルギーは、次の式で表される。
\[U = mgh\]
ここで、
\(m\) は質量(kg)、
\(g\) は重力加速度(m/s²)、
\(h\) は基準位置からの高さ(m)である。
この式は、重力が一定(地表付近)である場合に成り立つ。
ポイント
- 基準となる高さは任意に決められるため、絶対値よりも変化量が重要である
- 高さが高いほど位置エネルギーは大きくなる
- 運動エネルギーと相互に変換される(力学的エネルギー保存)