位置エネルギー(弾性)
いちえねるぎー(だんせい)
【位置エネルギー(弾性)(いちえねるぎー(だんせい))】
定義
位置エネルギー(弾性)とは、ばねが伸びたり縮んだりして変形しているときに、その状態によって物体やばねがもつエネルギーである。ばねが元の長さに戻ろうとする力に対応して蓄えられるエネルギーである。
イメージ
ばねを引っ張ると、手を離したときに元に戻ろうとする。このとき、ばねの中にはエネルギーがたまっていると考える。このエネルギーが、ばねを戻す運動のもとになる。
例えば、おもちゃのばねを強く引くほど、離したときに勢いよく戻る。これは、変形が大きいほど多くのエネルギーが蓄えられているためである。
数式
ばね定数を \(k\)(N/m)、自然長からの変位を \(x\)(m)とすると、弾性による位置エネルギー \(U\)(J)は次の式で表される。
\[U = \frac{1}{2}kx^2\]
ここで、\(x\) は伸びでも縮みでもよく、その大きさを用いる。
ポイント
- 変位 \(x\) の2乗に比例するため、2倍伸ばすとエネルギーは4倍になる
- ばねが自然長のとき、位置エネルギーは0とする
- 重力による位置エネルギーとは別のエネルギーとして扱う