ニュートンの第1法則
にゅーとんのだいいちほうそく
【ニュートンの第1法則(にゅーとんのだいいちほうそく)】
定義
ニュートンの第1法則とは、外から力がはたらかないとき、物体は静止しているならそのまま静止し、運動しているならそのまま等速直線運動を続けるという法則である。
この性質を「慣性」という。
イメージ
机の上に置いた物体は、押さなければ動かない。また、なめらかな氷の上をすべる物体は、いったん動き出すと止める力がない限りずっと同じ速さで進み続ける。
つまり、物体は「今の状態を保とうとする性質」をもっていると考える。
数式
運動方程式で考えると、合力が 0 のときは加速度は 0 になる。
\[\sum F = 0 \Rightarrow a = 0\]
ここで、\(F\) は力(N)、\(a\) は加速度(m/s²)である。
ポイント
- 外力が 0 のときだけ成り立つ(力があると運動は変化する)
- 「止まっている」だけでなく「等速直線運動」も同じ状態として扱う
- 慣性は質量が大きいほど大きく、動きにくさの原因になる