振幅
しんぷく
【振幅(しんぷく)】
定義
振動や波において、物体がつり合いの位置からどれだけ離れるかを表す最大の大きさ。
つまり、振動の「ふれの大きさ」を示す量である。
イメージ
ばねにつけたおもりが上下に振動するとき、真ん中の位置から一番上まで、または一番下までの距離が振幅である。
波の場合は、波の山の高さ(または谷の深さ)が振幅に対応する。
山と谷の差ではなく、「中心からどれだけ離れているか」が振幅である点が重要である。
数式
単振動では、位置 \(x\) は時間とともに次のように変化する。
\[x = A \sin(ωt + φ)\]
\(A\):振幅(m)
\(ω\):角振動数(rad/s)
\(t\):時間(s)
\(φ\):初期位相(rad)
このとき、振幅 \(A\) が最大の変位を表す。
ポイント
- 振幅は「最大の変位」であり、山から谷までの全体の高さではない
- 振幅が大きいほど、振動や波のエネルギーは大きくなる(条件により比例関係がある)
- 単位は変位と同じで、長さ(m)で表される